著書紹介

出版事例をご紹介します。

  1. HOME
  2. 著書紹介(インタビュ欄)
  3. がんを疑われたら最初に読む本

高橋 基文
シティクリニック院長

がんを疑われたら最初に読む本

“がんのしくみ”、“病院・医師選び”、“基本と最新の検査・治療法”etc.プライマリ・ケアの第一人者が伝えるこれだけは知っておきたい、“がん”の話。
がんという病気の研究と新たな治療法の開発は、日進月歩の勢いで進められています。本書の執筆中においても、次々と新たな治療法や新薬などのニュースが舞い込んできました。これらが患者さんにとって有用な情報ばかりであれば、大歓迎したいところです。

しかし、「ある食品でがん細胞が自滅した」などとうたう治療法が違法摘発された、という類のニュースも後を絶ちません。日本人の2人に1人が生涯のうちにがんになる時代、患者数の多さから「がん治療はビジネスになる」という発想が生まれたりします。それでも、違法・合法にかかわらず「がんビジネス」に偏りすぎていると感じる取り組みが最近増えてきていることには、危惧せざるを得ません。

このような時代、がんを抱えながら生きるには、確かな情報を見極めるリテラシー(理解して判断・応用できる能力)を持つことも大変重要になってきます。本書によって、がん患者さんやその周囲の方たちに必要なリテラシーが身につき、それが病気の予防と克服の一助となることができれば、これほど嬉しいことはありません。(はじめにより一部抜粋)
著者について
高橋/基文
医療法人社団二葉会理事長・シティクリニック院長。東邦大学医学部卒業。国立大蔵病院(現国立成育医療研究センター)、東京女子医科大学附属病院を経て、1989年、東京・五反田駅前にて、シティクリニックを開業。2018年、東京・東新宿駅前クリニックを開設。日本プライマリ・ケア認定医・指導医・評議員。
販売サイト
https://amzn.to/2Hu9aEs